21日~23日にかけて東京都で開かれる第62回NHK杯全国高校放送コンテストに県立那賀高校(岩出市高塚、山口薫校長)放送部が出場する。迫る本番に向け、現在は作品の手直し作業に取り組んでいる。堀川三菜美部長(17)は「全国大会で賞を取り、那賀高校の名前を全国に広めたい」と意気込んでいる。
同部は先月11日に県民文化会館で開かれた和歌山大会で、7部門のうち5部門で全国大会の出場切符を獲得。4大会連続での出場となる。
和歌山大会には県内十数校の放送部、約100人が出場。計7部門が行われ、同校は全部門にエントリーした。
審査の結果、ラジオドキュメント部門、テレビドキュメント部門、創作テレビドラマ部門、校内放送研究発表部門の4部門で見事優勝。アナウンス部門で3年生の門阪僚太さんが4位、同じく尾﨑晴さんが6位に入賞し、全国大会出場を決めた。
ラジオドキュメント部門では、同校の生徒の生い立ちについて、ナレーションやインタビューを交えた作品で2連覇を達成。テレビドキュメント部門でも、部員をとりまく環境をポップに撮影した作品で2連覇を果たした。創作テレビドラマ部門では、天文部に所属する男女のラブストーリーを演出した。NHK杯が終わると、31日からは「第39回全国高校総合文化祭・しが大会」に出場し、3部門で発表する。
放送部の部員は次の皆さん。
顧問=茂田美珠穂▽部長=堀川三菜美(3年)▽副部長=宮﨑淳也(同)▽部員=尾﨑晴、門阪僚太、久保睦美、森本あずさ、井上裕惠(以上3年)、宮井菜月、佐本拓海、柴野遼、中尾幸太(以上1年)