和歌山市紀三井寺の「たまい内科」(玉井昌紀院長)で7月11日午後3時から、「糖尿病教室」が開催されます。参加無料。当日参加可能。
日本糖尿病学会専門医で県立医大第一内科勤務時は糖尿病や甲状腺疾患が専門の玉井院長が糖尿病について解説、最新の薬物療法や治療目標、合併症などについて説明します。
また、同院看護師で糖尿病療養指導士の吉村京さんと井口めぐみさんが「低血糖と運動療法のコツ」「(糖尿病合併症の神経障害や下肢閉塞性動脈硬化症による足壊疽を防ぐ)フットケアについて」について、管理栄養士の仁坂美穂さんが自宅で無理なく継続できる「食事療法のコツ」などを話します。
厚生労働省が行った「平成24年国民健康・栄養調査結果」によると、成人(20歳以上)のうち糖尿病が強く疑われる人は約950万人で、糖尿病の可能性が否定できない人は約1100万人と推定されています。これは、成人の約5人に1人が糖尿病かその予備群であることが示されています。
同院は平成19年開院、内科、糖尿病内科、消化器内科、内分泌・代謝内科、呼吸器内科、循環器内科、アレルギー科などを開設し「どんな疾患でも相談できるかかりつけ医」を目指しています。
玉井院長は「当院に通院されていない方も参加自由です。お気軽にお越しください」と呼び掛けています。終了後は質問コーナーも設けられるので、糖尿病が気になる人は一度相談を。
問い合わせは同内科(℡073・446・0021)。