4日午後0時50分ごろ、紀の川市桃山町最上の紀の海クリーンセンター建設現場で、和歌山市新和歌浦の建設作業員の男性(33)が頭から血を流して倒れているのを他の作業員が発見した。男性は紀の川市内の病院へ搬送されたが、午後2時32分、死亡が確認された。
岩出署によると、男性は同日午前8時半ごろから、焼却炉建屋(全高約40㍍、うち地下部分約12㍍)内に組まれた作業足場で、一人で清掃作業をしていたという。床には男性がかぶっていたとみられるヘルメットとほうきがあった。同署は転落した可能性があるとみて調べている。