笑いで地域活性化を目指す市民団体「わかやま楽落会」のイベント「旧中筋家寄席」が9日、和歌山市祢宜の旧中筋家住宅で開かれ、小学生2人による落語をはじめ計5題が演じられた。
江戸時代後期に建築された、国の重要文化財に指定されている大庄屋の屋敷で落語を楽しんでもらおうと4回目の開催。同会や同会こども落語のメンバーが出演した。
大広間に高座が設けられ、来場者は座敷でくつろぎながら落語を楽しんだ。こども落語からは、雑賀小5年の「勇気出し亭うな晴」君と岩出小3年の「ぴょんぴょん亭うさぎ」さんの2人が登場し、うな晴君は「代書屋」、うさぎさんは「天狗裁き」を披露。大人顔負けの表現力で来場者の笑いを誘った。