平成27年度終戦70周年記念岩出市戦没者追悼式(同市遺族連合会主催)が24日、同市荊本の市民総合体育館で営まれた。遺族ら約250人が参列し、戦争の犠牲者らに追悼の祈りをささげ、平和への誓いを新たにした。
岡元清彦会長によると、この時期に毎年開催している追悼式で、同市での犠牲者は526柱だという。
式では黙とうした後、僧侶が読経。岡元会長は「深い悲しみがつのり、厳しく苦難に満ちた歳月だった。平和を訴え、たゆまぬ努力をすることを誓います。日本の平和を見守ってください」と祭主祭文を読み上げた。
その後、遺族らが順番に献花をした。