全国のキワニスクラブが地域で奉仕活動を行う日「キワニス・ワンデー」に合わせて、和歌山キワニスクラブ(田中宣人会長)は11日、和歌山市のJR和歌山駅周辺で子どもの虐待を防ぐための街頭啓発運動を行った。
会員や少年補導員、市立伏虎中学校、同紀伊中学校、同西脇中学校の生徒ら約100人が参加。虐待についての連絡や相談ができる機関が記されたポケットティッシュ3000個を駅やバスの利用客らに配り、「虐待防止キャンペーンやってます」と呼び掛けた。
伏虎中学校の岩井花心さん(14)は「最近は虐待が多くなっていると聞いている。少しでも減っていけば」、田中会長は「まちから1件でも児童虐待が減るように呼び掛けている。通報システムについても知ってもらい、もしもの時には連絡してもらえれば」と話していた。