漁師町、和歌山市加太を舞台にした映画祭「Kisssh―Kissssssh(キシューキシュー)映画祭」(実行委員会主催)が、ことしも9月20~22日の3日間の日程で開かれる。実行委はイオンシネマ和歌山で「きしゅ会見」を開き、ことしの注目ポイントなどを説明し、開催に向けて意気込んだ。
映画祭は加太の空き家や倉庫を上映会場に活用して開き、ことしで3回目。昨年は7カ所の上映会場を設け、約1400人が来場。加太のまちを巡りながら、映画や音楽のステージを楽しんだ。
会見した実行委代表の小川貴央(よしてる)さんは、ことしは紀の国わかやま国体・大会の開催年であることから映画祭に「スポーツ」の要素を加えるとし、「自転車で来て楽しめる映画祭にしたい」と話した。
現在、映画祭で上映する自主制作映画を、短編(30分未満)、長編(30分以上)の各部門で公募している。会場準備などに参加できるボランティアスタッフも募集中。詳しくは実行委ホームページ(http://kisssh-kissssssh.com/)。公募作品の受け付けは4月22日(当日消印有効)まで。