県教育委員会は4日、同日締め切った平成27年度公立高校一般入試の本出願状況を発表した。全体で約410人が一般出願から志望先を変更。本紙エリア内の県立全日制は、和歌山北(北校舎)普通科で28人、和歌山工業土木科で14人の出願者が増えた。各校の出願状況は表の通り。
県立全日制(29校4分校66学科)は、スポーツ推薦を含めた入学者枠数6876人に対し、6956人が出願。一般出願から5人増加し、平均倍率は前年度と同じ1・01倍となった。定員割れは16校4分校29学科。和歌山工業建築科で22人、向陽普通科で18人の出願者が減った。普通科は倍率が高い順に、串本古座(古座校舎)1・28倍▽桐蔭1・26倍▽向陽1・24倍▽和歌山東1・19倍▽和歌山北(西校舎)1・16倍――となった。
県立定時制(9校11学科)は、枠数575人に200人(一般出願から1人増)が出願し、平均倍率0・35倍。市立全日制(2校5学科)は、スポーツ推薦を含めた枠数380人に339人(18人減)が出願し、0・89倍。市立定時制(1校2学科)は、枠数80人に20人(1人減)が出願し、0・25倍となった。
今後、11日に学力検査、12日に面接・実技検査等を実施。合格発表は19日午前10時、各校で行う予定となっている。