菓子工房「アンシャンテ」は、古民家調の建物と、ほうきにまたがった魔女が目印の洋菓子店です。
店名の「アンシャンテ」は、仏語の「初めまして」や「魔法をかけたようにうっとりさせる」などの意味で、「だんぱちやーWAKE」の山口祥広さんの弟でオーナーパティシエの山口知也さんは「魔法を使い、悲しい時は笑顔にし、楽しい時はもっと幸せにする。そんなお菓子を作ることを目指したいです」と話しています。
平成19年にオープンして以来「甘さがちょうど良い」「人柄に引かれて通っている」などリピーターも多くいます。
高い天井の広い店内には、優しい印象の気取らないお菓子が並んでいます。売れ筋はサクサクパイの「まほうのクッション」(160円・税込み)や「シェフもびっくりシュー」(同)などで、注文後にカスタードクリームを詰めてくれます。
旬のイチゴを使った「たっぷり苺」(400円・同)や娘の名前と同じ「苺華(もか)」(390円・同)の他、沖縄の本和香糖やはちみつ、抹茶を使ったロールケーキ類(1100円・同)なども人気です。
【菓子工房アンシャンテ】海南市且来247▽℡073・483・2288▽午前10時半~午後6時▽定休日=水・木(3月11、12日は営業、なお祝日の場合は営業で代休あり)。