地域密着型の介護事業を展開している和歌山市黒田の「ケアランド和歌山」で15日、敬老会「宮北ふれあいサロン」が開かれ、約40人が落語やランチ、カラオケなどで一日を楽しく過ごしました。
同敬老会は65歳以上の高齢者なら誰でも無料で参加でき、毎月第3日曜日にNPO法人コミュニティネット主催で、同ケアランド協賛で開いています。
この日一番のプログラムは、落語家の桂枝曾丸さんの独演会で、枝曾丸さんはおなじみ〝和歌山のおばちゃん〟を演じ、小噺や創作落語で会場を笑いの渦に巻き込みました。
前列で拍手喝采していた村上ちづさん(79)は「笑いすぎてお腹が痛い」、大井君子さん(78)は「生の落語はやはり面白い」、後俊光さん(66)は「へそよじったわ~」と満足そうに話していました。
ケアランド和歌山の速水孝子参与は「介護事業で地域の方にお世話になっているお礼に、ボランティアの協力を得てさまざまなイベントを提供しています。ぜひ一度気軽に遊びに来てください」と呼び掛けています。
敬老会は午前11時から午後3時まで。軽食と飲み物付き。要予約。問い合わせは(フリーダイヤル0120・75・0309)。