県教育委員会は5月30日、窃盗の容疑で逮捕された和歌山市内の県立特別支援学校の女性教諭(52)を懲戒免職とするなど、同日付で教員3人の懲戒処分を発表した。
県教委学校人事課によると、免職の女性教諭は5月5日、紀の川市内の産直市場でイチゴ1箱(1600円相当)を万引し、窃盗容疑で岩出署に現行犯逮捕された。その後、平成20、21年にも和歌山市内で万引し、警察の事情聴取を受け、21年には窃盗罪で略式起訴、罰金20万円を払っていたことが分かった。女性教諭は職場に報告していなかった。
かつらぎ町立中学校の女性教諭(57)は4月7日、橋本市内のスーパーで食料品など1200円相当を万引し、橋本署の事情聴取を受けた。停職6カ月の処分を受け、5月30日付で依願退職した。
紀の川市立中学校の男性教諭(48)は5月11日、岩出市内で職場の歓送迎会に参加して酒を飲んだ後、自家用車を運転し、和歌山市内で和歌山東署に道交法違反容疑で検挙された。停職6カ月の処分を受け、30日付で依願退職した。