和歌山大学付属中学校(和歌山市吹上、石塚亙校長)の3年生158人が卒業を前に協力して制作した「顔出しパネル」が、同校近くの県立近代美術館のエントランス外で展示されている。
同校では毎年、卒業前に一つの思い出をつくろうと、3年生が一丸となって作品を制作。ことしは「僕たちから未来へ、つながる、つながる」をテーマに、来場者にも楽しんでもらおうと、顔出しパネル作りに取り組んだ。
4人1グループでパネルを手掛け、縦180㌢、横90㌢のものを40点展示。明るい旅立ちをイメージした「ロケット発射!」や、生徒一人ひとりの人生を色の違う足跡で表した「足跡」など、感性豊かな作品が並ぶ。
展示は3月1日まで。問い合わせは同校(℡073・422・3093)。