和歌山市の加太森林公園を日本一のアジサイ園にしようと取り組んでいる加太観光協会(利光伸彦会長)などは14日、同園で植樹祭を行い、地元を中心とした住民や子ども約100人が参加し、アジサイの苗1000株を植えた。
植樹活動は、今回が9回目。アジサイの株数は、計3000株になった。地道な植樹活動により、開花時期になると、大阪府など市外からも多くの見物客が訪れるスポットになっている。苗木は、協賛企業から400本の寄贈と、地元住民らでつくる団体「加太地域活性化協議会」のメンバーらが、この日のために挿し木で600本を育てたという。
同協議会環境班の花静人班長(35)は「アジサイ日本一の公園を目指すことはもちろんのこと、桜なども植樹して1年を通じて自然を楽しめる場所にしていきたいですね」と話していた。