県子ども・女性・障害者相談センター(児童相談所)は10日、職員が車上荒らしに遭い、相談内容を記載したノートなどが入ったバッグが盗まれ、8世帯8件の個人情報が流出したと発表した。
同センターによると、8日午後6時半から7時20分ごろの間、有田川町の駐車場で職員の車の窓ガラスが割られ、助手席の足元に置いていたバッグが盗まれた。職員は同日、休日緊急対応の当番のため、資料を携帯していたという。湯浅署が捜査しており、10日午前までに二次被害の報告はないという。
同センターは、情報が流出した保護者らに電話などで経緯を説明。さらに訪問して謝罪する予定。同センターは陳謝し「個人情報の管理について、あらためて周知徹底を図り、再発の防止に努める」とコメントした。