ことし生まれた赤ちゃんの健やかな成長を祈り、体に初めて土をつけて厄を祓う「土着け式」が28日、和歌山市有田屋町の県営相撲場で行われた。
毎年この日に行われている神路原神社(本部・同市西坂ノ上丁)の恒例行事。ことしは、お宮参りを済ませた男児3人が参加した。
男児らは、色鮮やかなまわしを着用し、土俵の土を体につけられると、驚いた表情に。その愛らしさに、見守った人々からは温かい拍手が送られた。
参加した生後8カ月の長田誠一郎君の父、大輔さん(31)は「自分の目標に向かってしっかりと成長いってほしいですね」とにっこり。
土着け式の他、雄湊公園では「こうろ祭」も開かれ、大勢が来場してにぎわった。