綱引きを通して中心市街地の活性化を目指す「ツナヒキNight2014」が15日、和歌山市のぶらくり丁商店街で開かれ、「つなひき王者決定戦」の参加チームや、通り掛かった親子連れらで綱引きを楽しんだ。
和歌山大学生らでつくる実行委「TUNAGARI会」(実行委員長=山本周平・和大経済学部2年)が主催。当日はNPO法人子どもNPO県センターのイベント「子ども縁日」も同時開催し、多くの親子連れが商店街に訪れた。
つなひき王者決定戦(一般・学生の部)には6人1チームの計24チームが出場し、周囲からの声援を受けながら競い合った。飛び入り参加できる「みんなで大つなひき」では、商店街内にいる人たちに参加を呼び掛けて行い、綱引きを通して交流を深めた。
参加した城北小学校3年の貴志展晴君(9)は「引いて勝ててうれしかった。来年もやりたい!」と笑顔いっぱい。山本実行委員長(20)は「予想以上に多くの方が訪れ、盛り上がってくれていた。うれしい。綱を引きながら会話する姿もあって、綱引きで『つながり』を深めてもらえたかなと思います」と話していた。