和歌山市北新で店を構えて３５年の西郷寿し。新鮮でおいしい魚介と、笑顔で迎えてくれる店主夫妻の人柄で長く常連客に愛されています。
カウンターのショーケースには、店主の原宗夫さんが選んだ季節ごとの新鮮な魚が並んでいます。「おまかせで、と頼んでくれるお客さんも多いんですよ」と妻の和子さん。
ベテラン職人の宗夫さんが握るすしのおいしさはもちろんですが、これからの季節、食べたくなるのが鍋。店名を冠した「西郷鍋」（１人前３０００円・税別）は、２人前からの注文。魚介類のワイン蒸しがそのままお鍋になっていて一番人気です。そこに猪肉、コチュジャンが入った通称赤い鍋、「辛口西郷鍋」（同３５００円）もあります。コースだとこれにお造り、おすしなどが付いていずれも６０００円。
「てっちりコース」（７０００円～）、「クエちりコース」（１万２０００円～）、「ボタン鍋」（４０００円）などなど寒い夜はおいしいお鍋で温まってください。
焼酎や日本酒も料理に合うものがそろっています。「ひれ酒もおいしいよ」と原さん。「ボタンのバター焼き」など予約のみの裏メニューがあったり、大人が通いたくなるお店です。
【西郷寿し】和歌山市北新４の３▽℡０７３・４２８・２６９１▽午後５時～１１時▽定休日＝日曜
「ぜひお越しを」と店主の原さん