女子トイレに侵入し個室内をのぞき見たとして和歌山東署は22日、 岩出市桜台の会社員、 古賀義男容疑者 (40) を県迷惑防止条例違反容疑で逮捕した。
同署によると、 古賀容疑者は先月4日、 和歌山市太田のスーパー内女性用トイレで個室の仕切りの上から、 用を足していた女児 (11) の様子をのぞいた疑い。
古賀容疑者は、 トイレに向かう女児の後を追い掛けて侵入。 洗面台の上に乗り中をのぞいたという。 物音に気付いた女児が上を見ると、 古賀容疑者の顔があり目が合ったという。 古賀容疑者はその後逃走した。
自宅で女児から話を聞いた母親が警察に110番通報した。
店内の防犯カメラ映像や、 不審な行動をとる男の姿を覚えていた店員などの話から古賀容疑者が浮上。 店外のカメラに映っていた車の車種などから自宅を割り出した。
捜査員が古賀容疑者の自宅に行くと犯行時に着ていた服や靴などを発見。 署で問いつめると犯行を自供した。 「若い女性のトイレをしているところを見る欲望を我慢できなかった」 と容疑を認めているという。 同署は余罪についても追及する方針。