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信愛が9連覇 県高校秋季バスケ

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第51回県高校秋季バスケットボール選手権大会決勝が9日、和歌山市の松下体育館で行われ、女子の部で和歌山信愛が9連覇(28回目)を飾った。海南との対戦は、序盤から確実にシュートを決め、118―24と94点差をつけ圧勝。夏の近畿大会ベスト4の実力を発揮、12月のウインターカップ(全国選抜優勝大会)での上位進出を目指し活躍が期待される。男子は初芝橋本が、粘る開智を終盤で振り切り47―36で、2年連続17回目の優勝を決めた。

大会は男子34、女子30校が参加し、6日から4日間にわたり、トーナメントで熱い戦いが繰り広げられた。

女子の常勝クイーン・信愛は2回戦からの登場で、新宮に164―6という大差をつけスタートを切った。準決勝で前回の決勝の相手、市和歌山を89―26で破り、決勝では県総体と同カードの海南と対戦した。

開始早々、向中野のシュート、主将辻川が3ポイントを決め、リズムをつかんだ信愛は、スピードを生かし次々とゴールを奪い、第1クオーターで31―12と大きくリードした。第2クオーターでも信愛の勢いは止まらず30点を追加、攻撃だけでなく、堅実な守りで海南に反撃を許さず零封した。

第3、第4クオーターと後半に入っても信愛は、古金谷や小松の果敢な攻撃がさえ、唐津のシュートで100点を突破した。準決勝を除く3試合3桁台の高得点で、連覇に花を添えた。

信愛の宮本コーチは「出場するメンバーを代えながら、いろんな場面での攻撃を試み9連覇を達成できた。さらに練習を重ねベスト8を目標に全国に臨みたい」とした。辻川主将は「課題を一つ一つ克服して、ウインターカップではベスト8を目指して頑張る」と瞳を輝かせた。

《和歌山信愛》コーチ=宮本浩次▽主将=辻川光希▽選手=小森瑠香、古金谷郁美、藤朋美、小松由理子、上野麻矢、和田きらり、唐津美空、向中野樹里、成田めぐみ、東山晴香、灘本夏海、重谷梓、矢田貴海、渡邊ほのか

笑顔いっぱい ! 9連覇を飾った信愛

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