海外のインターネットカジノを使用して客に賭博させたとして県警生活環境課は21日、大阪市中央区のインターネットカジノ経営者、岡本徹容疑者(45)ら2人を常習賭博容疑で逮捕、従業員2人を現行犯逮捕、客の有田市の男2人を単純賭博容疑で現行犯逮捕した。
同課によると、常習賭博容疑で逮捕されたのは、岡本容疑者と、和歌山市に住む従業員の古田純(36)=南雑賀町=、小山純一(34)=汐見町=、楠本未砂(40)=西庄=の4容疑者。
岡本と古田の両容疑者はことし8月9日ごろから今月20日までの間、従業員と共謀し、同市畑屋敷東ノ丁のネットカジノ店「HIROBA」で、パソコンに表示したバカラの画像を使い、不特定多数の客を相手に、賭博をさせた疑い。従業員の小山と楠本の両容疑者は21日午前1時20分ごろ、同店で客に常習賭博させた疑い。「インターネット賭博店がある」との情報を得た同課が捜査を進め、賭博現場を摘発した。逮捕された6人は、それぞれ容疑を認めているという。