地場産業の優れた技術や製品を展示・紹介する「第66回わかやま商工まつり」(和歌山商工会議所主催)が11日、和歌山市手平の和歌山ビッグホエールで始まった。朝早くから会場前には行列ができ、家族連れらでにぎわった。100を超える企業・団体が出展。12日まで2日間にわたって多彩なイベントが行われ、訪れた人たちは楽しんでいる。
ことしは「紀伊山地の霊場と参詣道世界遺産登録10周年」など、節目の年を迎える和歌山を盛り上げようと、地元の情報を発信するコーナーが設けられた他、組み木や編み機などの体験コーナー、郷土すし、カキなど特産品が並んだ。同市園部の田中剛さん(33)は「一日遊べますね」と親子で笑顔を見せていた。
開会式では会員事業所の優良従業員260人への表彰が行われ、受賞者代表で近鉄百貨店和歌山店の田中恵理菜さんが片山博臣会頭から表彰状を受けた。その後、㈱宮本工業の古久保和明さんが謝辞を述べた。しんぽう写真館はこちらから