和歌山東署は6日、和歌山市内在住の県立高校1年生の少年(15)を窃盗(万引)容疑で逮捕した。少年は「万引なんかしたことはありません」と容疑を否認しているという。
同署によると、少年はことし7月11日午後9時半ごろ、同市六十谷のコンビニエンスストアで、あめ1個他2点(計408円相当)を盗んだ疑い。対応した店員が、少年が不審な動きをしていたことから、翌日に防犯ビデオを確認すると、制服の内側に商品を隠し入れる様子を確認。同18日に同署に被害届を出した。
その後の捜査で、同署が少年の身元を割り出し、先月30日に任意で事情聴取した後に帰宅させたところ、この日の夕方に少年が友人らと4人で店に来て、防犯カメラの映像開示を求め、通報者を教えろと店員を問い詰めるなどして、さらにトラブルに発展していたという。
同署は防犯カメラの映像などから、少年の行動についてさらに追及する方針。