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【AR】さつきのあきさん新曲『片思波』

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 静岡市出身のシンガー・ソングライター、さつきのあきさんがこの夏、和歌山市に拠点を移して新たなスタートを切った。2年越しのプロジェクトで、同市和歌浦の片男波を舞台にした曲『片思波―kataonami』のリリースを今秋に控え「聴いてくれる皆さんの心に届くよう、大切に歌っていきたい」と思い新たにしている。

 アコースティックギターの弾き語りスタイル。飾らない言葉とストレートな歌声が、じんわりと心に響く。

 地元の高校を卒業後、大阪へ出て、初めてギターに触れたのは21歳の頃。知り合ったある女性との出会いが運命を変えた。ピアノ演奏をする女性に誘われ、独学でギターを習得。平成18年に大阪で音楽活動を始め、22年からはakiとして活動をスタート。翌年にはふるさとの静岡へ戻りライブを続けてきた。

 和歌山とのつながりは、2年前の片男波での「ミチシオ祭」の音楽プロジェクトに関わったこと。そのメンバーで、現在あきさんをプロデュースするティーエーケイミュージック(同市六十谷)代表・櫻井毅彦さん(43)は「メッセージ性のある歌声に強く引かれた」と振り返る。

 好評だった同曲がCD化へ動き出し、櫻井さんらの熱烈なラブコールを受けて和歌山へ。アーティスト名も、自身の名前と、5月生まれにちなんだ「さつきのあき」に変更し、心機一転の再出発となった。

 実は、一度は音楽から離れようと考えた時期も。しかし「歌わせてもらえる場所があるなら、ゼロからぶれずに進んでいきたい」と、大好きな音楽に正面から向き合う覚悟を決めた。

 「自分が成長できるのは、ここかもしれないと思ったんです。支えてくれる方々や音楽ができる環境に感謝しながら、和歌山を盛り上げていけたら」とにっこり。「和歌山から、全国どんな場所でも通用するようなアーティストを目指したい」と意気込んでいる。

 27日午後7時から、同市紀三井寺のデサフィナードで、『片思波』のお披露目を兼ねたアコースティックライブを開く。2000円(ワンドリンク付き)。問い合わせは同所(℡073・441・6166)。10月の第2・4・5木曜日には同市友田町のアビーロードでライブがある。

和歌山で音楽活動をスタートさせた、さつきのあきさん

和歌山で音楽活動をスタートさせた、さつきのあきさん


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