県内最大の美術団体、 県美術家協会(清水達三会長)の第51回展が15日、 和歌山市の県民文化会館で始まった。 2会期内で、 洋画・日本画・書・写真・工芸・彫塑・華道の全7部門の作品が一堂に展示される。
初日には来賓を迎えてのテープカットが行われ、 清水会長は 「リニューアルした場所で、 今までの中で一番素晴らしい開会。 これからも、 和歌山の文化をより発展させていきたいというのが会員一同の思いです」 とあいさつ。
会場にはバラエティーに富んだ力作が並び、 橋本市から訪れた堀切伴子さん(63)、 中村まさよさん(63)は 「歴史ある展覧会で、 素晴らしいの一言。 日本画など、 感化されて自分も描いてみたいな、 描けたらいいなという気持ちになりますね」と見入っていた。
第1期(20日まで)は、 書、 日本画、 工芸、 華道を、 第2期(22日から27日)は、 洋画、 写真、 彫塑を展示する。 午前10時から午後5時。