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18歳のフォトポエム 市高の腹巻さん

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 「素敵な人になるには まず素敵な心から」「私の夢は 終わらない 終わらせない」――。素直な思いを詩と写真で表現した、和歌山市立和歌山高校3年生の腹巻紀子(はらまき・のりこ)さん(18)の「18歳のフォトポエム展」が10月17日まで、同市六十谷の喫茶ダルマンで開かれている。

 腹巻さんは約3カ月前から、自身のツイッターに毎日1作品を投稿し続け、9月上旬には100枚を達成。父親・宏一さん(51)の勧めもあり、18歳の誕生日を迎えた12日から、同店で40点を展示することになった。

 作品はアイフォーンのアプリを使い、撮影した写真に詩を重ねて仕上げている。道沿いに咲く小さな花や部活の帰り道に目に入った夕暮れの風景などに、3歳から続けている柔道で得た思いや、等身大の高校生の友情や恋愛、人生観など、あふれ出る思いを詩で表現している。どれも何気ない日常の中から生まれたもので、腹巻さんは「詩がポンポン浮かんでくるんです」とにっこり。

 中には、市高の野球部が甲子園出場を果たし、胴上げされるシーンにエールを送った思い出の作品、進路を決める面接に挑む日に「皆同じ人間 恐くなんてない 自分は自分の色を 大丈夫 大丈夫」と、自分に言い聞かせるように、真っ直ぐ伸びる木の写真を添えた一枚も。

 腹巻さんは「一つでもいいので、私の思いに共感してもらえればうれしいです」と話している。

 午前8時半から午後5時。土・日曜と祝日は休み。場所は六十谷橋北詰から北へ約200㍍。問い合わせは同店(℡073・462・7367)。

作品が並ぶ店内で

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