紀の川市桃山町段新田の中本一枝さん(90)の絵手紙展「91歳の青春」が5日まで、同町市場のJA紀の里桃山支所で開かれている。午前8時半から5時まで。
中本さんはことし3月中旬、以前に絵手紙教室に通っていた知人にすすめられて絵手紙を始めた。以後、毎日のように絵手紙を書き続け、作品数は300点以上に。同町の新婦人絵手紙教室の生徒が同支所に話を持ち掛け、初めてとなる個人展を開くこととなった。
作品は絵手紙の他、提灯や扇子、うちわなど多様。花や動物、野菜といった絵を顔彩を使い、繊細なタッチで仕上げている。展示数は約200点あり、訪れた人の目を楽しませている。
中本さんは「皆さんの協力のおかげ。見ていただいた方に励ましの言葉をもらっています。作品を通して、皆さんに元気を与えることができれば」と話している。