音楽を用いて、心身の健康向上につなげる療法「ミュージック・ケア」の教室が9月4日から毎月第1木曜日、和歌山市美園町のみその商店街内「ほっこりさん」で始まる。日本ミュージック・ケア協会マスター認定セラピストで、和歌山市在住の大中和美さん(45)が講師を務め、「子どもから高齢者、障害のある方でも楽しめる音楽療法です。認知症防止など健康維持にもつながります。気軽に参加してください」と呼び掛けている。
ミュージック・ケアは、楽器を手にクラシックやポピュラー音楽に合わせて体を動かし、脳を活性化させ、健康維持を促す。大中さんは昨年7月に「和歌山ミュージック・ケア研究会~Hopi Smile~」を立ち上げ、福祉施設や病棟などで音楽療法の活動を続けている。
より多くの人にミュージック・ケアを体験してもらおうと今回、一般向けに教室を開くことになった。教室では、大中さんの動きをまねしながら体を動かしていく。
大中さんは特に女性への呼び掛けとして「出産前後や子育て中、更年期など女性には心が不安定になる時期があります。少しでも心を軽くしてもらい『明日も頑張ろう』と思ってもらえたらうれしいですね」と話している。
教室は午前10時半から11時半。誰でも参加でき、参加費500円。申し込み、問い合わせは大中さん(℡073・461・0956、メールhappiness.dc.kanchan@gmail.com)。電話の受け付けは午前中。詳しい情報はホームページ(http://music-care-wakayama-kanchan.jimdo.com/)で。