障害者のための絵画教室「ほっとチョコレート」(松本よしみ代表)の作品展が8日まで、和歌山市役所1階市民ギャラリーで開かれている。
展示しているのは、教室に通う19歳から30歳までの自閉症やダウン症の男女7人の作品合わせて40点。
それぞれの感性で、イルカ、ライオン、花などが描かれている。なかでも、黄色と茶色を特に好む生徒が描いた、たくさんのキリンの作品は来場者の目を引いている。
同教室は平成19年に福祉関係の職場に勤務する社会福祉士らでスタート。2年前から元小学校校長の谷澤佐規子さんが指導している。
生徒らに発表の場を与えてあげたいと初めて企画された。
松本代表は「生徒に自分たちの作品が大勢に見られることで喜びを感じてもらうのと同時に、見た人に何かを感じてもらえれば」と話している。