紀美野町と日高町で19日、紀の国わかやま国体ホッケー競技リハーサル大会の2014年度全日本社会人ホッケー選手権大会が開幕。23日まで5日間の日程で日本一を懸けた熱戦が展開される。18日には紀美野町で開会式が行われた。
全国から男子26チーム、女子14チームが出場。地元からは男子で甲友クラブと箕島クラブ、女子で和歌山クラブが参戦し、活躍が期待されている。
初日は紀美野町動木のスポーツ公園多目的人工芝グラウンド、日高町荊木のマツゲンスポーツグラウンドの2会場で1回戦計10試合が行われた。
開会式は町文化センターであり、大会と男子の関係者ら約400人が出席。歓迎アトラクションで海南高校美里分校生が和太鼓を演奏、りら創造芸術高等専修学校生が国体ダンスを披露した。県ホッケー協会会長の二階俊博衆議院議員(和歌山3区)が開会宣言。大会会長で日本社会人ホッケー連盟の横田努会長代行があいさつし、寺本光嘉町長が「ようこそ紀美野町へ。スポーツは老若男女を元気にする特効薬。過疎が進む町の住民にプレーを通して力強いエールを送ってください。私たちもおもてなしの心で応援します」と歓迎の言葉を述べた。
選手を代表して地元の箕島クラブ、谷口直哉主将(33)=有田市=が「われわれ選手一堂は、スポーツマンシップにのっとり、正々堂々と戦うことを誓います」と宣誓。熱戦の火ぶたを切った。