第96回全国高校野球選手権和歌山大会は11日、和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で開幕戦を含む1回戦2試合があり、開幕戦で粉河が日高に1―4で敗れ、初戦で姿を消した。第2試合は和歌山東が初芝橋本を8回コールドの10―1で下し、2回戦に駒を進めた。
◇1回戦
和歌山東 | 0 | 2 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 4 | 10 |
初芝橋本 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 |
(8回コールド)
〔和〕出島、津森―山本〔初〕青池、棟羽―黒瀬▽2塁打=南部2、出島2、山本(和)信貴(初)
和歌山東は2回表、無死2、3塁と攻め、日高の中前適時打で先制に成功。続く江川の左犠飛で加点した。3回には出島が左越え2塁打を放ち追加点。5回、8回にも得点を加え、14安打10得点と打線が爆発した。投げては出島、津森が継投。初芝打線を6安打1失点に抑え、チームの勝利に貢献した。
米原監督は「積極的なバッティングができた。選手たちが良く動いてくれたのでほっとしている」と振り返った。