第96回全国高校野球選手権和歌山大会が11日、和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で開幕した。39校が出場し、14日間にわたって熱戦を繰り広げる。
台風8号の影響が心配されたが、この日は晴天に恵まれ、会場には多くの観客が詰め掛けた。
開会式では昨年大会優勝の箕島を先頭に、紀南地方の高校から順番に入場。「イチ、ニー」と大きな声を出し、元気よく入場した。
県高野連の稲生淳会長は「自信と誇りを持って一戦一戦悔いのない試合をしてください。野球王国にふさわしいプレーで、多くの人に夢と希望、感動を与えてくれることを期待します」と開会の言葉を述べた。
その後の開幕戦では粉河と日高が対戦。日程が順調に進めば、決勝は26日に行われる。