紀の川市豊田のJA紀の里ファーマーズマーケット「めっけもん広場」(岡田芳和店長)駐車場に、電気自動車(EV)の急速充電器1基が設置され、4日からサービスを開始した。県内のJAでは初めての設置となる。
同JAの環境対策への取り組みの一環。総合企画課の担当者によると、市内での設置は自動車会社のみで、めっけもん広場は大阪府からの来客が多く、電気自動車で来店した際は、帰宅までの電気量を心配する声もあったという。
利用時間は午前9時から午後5時まで。1回の料金は500円で、30分間充電できる。日産自動車㈱の「リーフ」だと、1回で約80%分の充電ができるという。
充電器は「チャデモ」のチャージカードで利用可能。会員でない場合は、店内のサービスカウンターで利用の受付ができる。
充電方法は、収納ホルダーから取り出した充電コネクタを充電口に差し込み、認証部にカードをかざすと、画面操作で充電が始まる。
担当者は「買い物ついでに利用してもらえれば。今後は他店舗の設置についても検討していきたい」と話している。