現代着物作家の第一人者、斉藤三才の特別展とトークショーが11日、 和歌山市の和歌山ビッグ愛で開かれる。
無料。 午前10時から午後7時。 主催は呉服専門店 「きものの※ら里(きらり)※は七がみっつ」 (シティ! ワカヤマ3階)。 「平成花鳥風月工房80周年記念 斉藤三才特別展」 と題し、 現代的で斬新なデザインの着物を紹介する。
三才は京都生まれ。 染色家の父、 斉藤才三郎や日本画の大家・加納三楽輝に師事。 昭和40年 「美しいキモノ」 への作品発表後は、 その豊かな感性に話題が集中し、 DCブランドブームの先駆けとなる。 着物の世界に新しい風を吹き込み、 「三才調」 の代名詞も残るほど。
トークショーは、 午前10時半からと午後2時半からの2部制。 来場者には、 斉藤三才オリジナルのレース半衿をプレゼントする。
同店では 「三才氏はコンクリートの建物でも似合う着物をと、 数々の作品を発表されています。 この貴重な機会に、 ぜひご来場ください」 と呼び掛けている。 トークショーは当日参加も可だが、 座席に限りがあるため、 できれば事前に電話で同店(℡073・423・6870)。