カーショップなどを狙った広域連続窃盗事件で、田辺署など合同捜査本部は16日、大阪府岬町の無職、池田歩被告(28)=窃盗罪などで公判中=を取り調べた結果、103件の犯行を裏付けて最終送致したと発表した。被害総額は4548万円(うち現金が412万円)だった。全ての事件で容疑を認めているという。
同署によると、池田被告はおととし5月26日ごろから昨年7月28日までの間、近畿2府4県で、計103件(うち県内28件)の事務所荒らしなどを繰り返したとされる。夜間の事務所などにバールでガラスをたたき割る侵入手口で、現金やホイール、タイヤなどを盗んでいた。