和歌山市の和歌浦漁港で10日、「第16回 和歌浦漁港朝市(おっとっと広場)」(㈲ベイサイド和歌浦主催、本紙など後援)が開かれ、新鮮な魚介を求めて多くの人出でにぎわった。
会場には同漁港交流拠点施設「おっとっと広場」の出店者による露店が並んだ他、マグロの解体ショーやしらす丼の販売、また沿道にはフリーマーケットが催された。
鮮魚の販売では、地元の海で水揚げされたばかりの魚介が船から直接露店に並び、大勢の人が詰め掛けた。旬のマダイやマルアジをはじめ、タチウオ、小エビ、キスなど新鮮な魚介が目白押しで、販売が始まると来場者は「コレちょうだい!」などお目当ての魚を店員に声を掛け、購入していた。
同市紀三井寺から初めて朝市に訪れた、野田真理さん(33)は「人がすごく多く、朝市の活気が味わえました。買った魚を今日中に食べたいですね」と笑顔で話していた。