昨年8月に店舗2階から出火し、営業休止状態だった元和歌山市新雑賀町の東ぶらくり丁の老舗カレー店「バラ本店」が26日から、同市本町に移転し営業を再開する。
場所は、京橋の北東側にある和歌山本町ビル1階。新店舗も同じ屋号。同店は創業54年。代々受け継いできた秘伝のルーは、他店舗にも分散してあるため、新店舗でも以前の味が再現される。客席は、これまでの11席から21席に増える予定。
建物の掲示板には、「ついに復活」というチラシで再開をPR。同店関係者は「オープンから1週間は、54周年に合わせたイベントを企画しています。また、地域に愛される店舗を目指します」と話していた。
また同店は27日、和歌山駅裏にもう一店舗をオープンさせる予定という。