和歌山東署は6日、和歌山市内の農業、男性(66)が架空請求詐欺に遭い、現金100万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、先月27日、男性宅に銀行員を名乗る男から、「あなたの名前でサントリー社の社債を購入しました」と電話があった。男性は身に覚えがなかったが、その1時間後、同社の社債権部の担当者を名乗る男から電話があり、「名義を他人に貸して社債を購入することは犯罪です。取引実績をつくるために300万円を宅配便で送ってください」と言われたことを信じ、用意ができた現金100万円を宅配便で送ったという。