往年の名車が紀州路を駆け抜ける――。クラシックスポーツカーの公道ラリー「ラ・フェスタ・プリマヴェラ２０１４」が１８～２１日、近畿地方を中心に２府４県の約１１００㌔のコースで開かれる。県内が舞台となるのは１９日午後から２０日午前にかけて。今回もタレントの堺正章さんら著名人の運転を含む約６０台が出場する。
北イタリアの古都ブレシアで１９２７年に誕生した伝説的レース「ミッレ・ミリア」にちなんで２００９年に始まり、ことしで６回目。ルート上に点在する名所旧跡を訪ねるスタンプラリー形式で、第４回から和歌山市にスタンプポイントが設置された。
参加できるのは、ミッレ・ミリアの参加車や６３～６７年の日本グランプリ参加車、１９～６７年製造の国内外のスポーツカーなどに限られる。古い車両は大正生まれ、新しくても約半世紀前の製造という芸術品ともいうべき名車がそろう。
運転者には、堺さんやラリードライバーの篠塚建次郎さんら著名人もエントリーしている。
１８日午前８時に名古屋市の熱田神宮をスタートし、２１日夕刻に京都市役所に至るコース。１９日午後に新宮市から県内に入り、白浜町まで進む。２０日は同町から北上し、本紙エリア内は、海南市のうるわし館（通過予定時間午前９時５分～１０時５分）、和歌山市の和歌浦（９時半～１０時半）、和歌山城（９時４５分～１０時４５分）、島精機製作所（９時５５分～１１時２５分）を通過する。
詳細は公式ホームページ（http://www.lafesta-primavera.com/2014/index.html）で。