1日午前6時5分ごろ、和歌山市桑山の市道交差点で歩行者2人を巻き込んだ車2台の衝突事故が発生。巻き込まれた75歳くらいの男性と60歳代女性、軽貨物車運転の40歳くらいの男性が、いずれも重傷で市内の病院に搬送された。
和歌山東署によると、現場は和歌山電鐵㈱岡崎前駅から南に約600㍍。交差点で軽貨物車と和歌山市在住の26歳男性が運転する普通乗用車が衝突。弾みで軽貨物車が近くにいた2人に衝突した。同署が事故原因を調べている。
現場近くの住民(71)によると、現場交差点は、車の交通量が多く、通学路と交差しているため、1年ほど前に押しボタン式歩行者用信号が付けられた。車が信号を利用することは少なかったという。
18年前にも同交差点で人身死亡事故が発生しており住民は「みんな危ない交差点と分かっていたので事故は残念」と話していた。