東京都出身の池田大作・創価学会インタナショナル(SGI)会長による巡回写真展「自然との対話」が26日、和歌山市本町の複合商業施設フォルテワジマ4階で始まった。初日はテープカットがあり、約100人で開展を祝った。
写真展は昭和57年から国内外を巡回し、これまで41カ国139都市で開かれた。県では15回目で、同市で開くのは10年ぶり4回目。池田SGI会長が50以上の国や地域で撮影した風景や建造物といった写真が並び、桜が咲き誇る「春の風」、川の流水が涼しげな「夏の光」、世界の空をテーマにした「天空の宴」など8コーナーで構成。昭和46年から平成24年に撮影した82枚が展示されている。
初日は和歌山創価学会の中林英樹総県長が「見過ごしてしまいがちな平和への思いを思い起こす機会になれば」とあいさつ。来賓の仁坂吉伸知事、大橋建一市長が祝辞を述べた。
写真展は30日まで。入場無料。午前10時から午後8時(最終日は6時)まで。問い合わせは創価学会和歌山文化会館(℡073・435・3100)へ。