県警は17日、春の第1次人事異動(27日付)を発表した。対象は一部警部補を含む警部以上と同相当の職員。規模は配置換えや昇任が232人(うち昇任29人)と退職15人。基本方針に「国民の期待と信頼に応える強い警察」の確立や和歌山国体での警衛警備に向けた体制強化を掲げた。強い警察については、犯行が巧妙化しているサイバー犯罪に対し、本部生活環境課に「サイバー犯罪対策官」を配置し捜査員を増員。国体に向けては昨年発足した警衛対策課を34人増の44人体制にする。また不祥事対策として監察訟務係を2人増の3人にする。第2次異動は20日内示(4月1日発令)予定。
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