3日午後11時30分ごろ、海南市岡田の住宅地で、木造2階建ての民家から出火。消防車10台などが出動し、火は1時間40分ほどで消し止められたが全焼(建築面積115平方㍍)し、焼け跡から成人男性1人の身元不明の遺体が見つかった。
海南署によると、家の所有者は、御前正子さん(72)だが、御前さんは病院に入院しており、空き家の状態だったという。御前さんには、大阪方面に住んでいる息子の浩二さん(34)がいるが、連絡が取れていない状況という。また、「火災当日に浩二さんが家の近くにいるのを見た」との周辺住民の目撃証言があり、同署が浩二さんの所在を確認するとともに、司法解剖で遺体の身元の特定を急いでいる。
この火事による類焼はなかった。