和歌山北署は12日、アプリの未納料金を名目とする架空請求詐欺で、和歌山県和歌山市に住む40代女性が50万円分の電子マネーをだまし取られる被害が発生したと発表した。
同署によると、11日午後3時45分ごろ、女性の携帯電話に「ご利用料金の支払い確認がとれておりません」などとするメールが届き、記載されていた連絡先に電話したところ、日本通信のフルカワを名乗る男から、アプリの未納料金の支払いのため、コンビニエンスストアで電子マネー「ウェブマネー」のギフトカードを購入してプリペイド番号を連絡するよう言われ、30万円分を買って番号を教えた。
さらに同日、NPO法人のツバキを名乗る男から電話があり、別のアプリの滞納料金も発生していて、きょう払えば2日後に返金すると言われ、別のコンビニでウェブマネー20万円分を購入し、自宅から電話でツバキにプリペイド番号を教えてしまった。
電話が終わった後、夫から内容を聞かれ説明すると、詐欺だと言われ、同署に届け出た。