24日、海南市下津町の国道42号で昼と夜2件の事故が相次いで起き、男性2人がけが。うち1人が意識不明の重体となっている。
1件目は塩津地内の塩津第一と塩津第二トンネル間で午前11時10分ごろ、南進中の軽乗用車が原付を追い越す際に接触し、原付に乗る有田市糸我町西の72歳男性が転倒。男性は意識不明の状態で和歌山市内の病院に運ばれたが、現在は意識が戻り命に別状はないという。
海南署は軽乗用車を運転していた大阪府堺市美原区南余部西の無職、氏家芳男容疑者(74)を自動車運転過失傷害の疑いで逮捕。氏家容疑者は白浜方面への行楽途中で、容疑を認めているという。けがをした男性は帰宅途中だった。
2件目は黒田地内の黒田交差点付近で午後11時15分ごろ、有田市宮崎町の33歳男性会社員が普通乗用車で南進中、道路工事で交通整理を行っていた大阪府貝塚市北町の57歳男性警備員と衝突。警備員は和歌山市内の病院に搬送されたが、頭を強く打つなどしており、現在も意識不明の状態が続いている。
詳しい原因は同署で調査中。普通乗用車を運転していた男性は帰宅途中だったという。