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格闘技で和歌山盛り上げ 「創道塾」

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 本格的な総合格闘技道場として3年前に、和歌山市に誕生した創道塾(櫻井裕一郎会長)では、3月23日に迫った「GLADIATOR67」(岩出市民総合体育館)を目指し連日、闘志あふれる練習が行われている。チャンピオンを懸けたタイトルマッチをはじめ県内外の強豪が集うビッグイベントに臨む塾選手たちの活躍が楽しみ。

 創道塾の練習は平日午後7時からで、10代後半から30歳代の選手たちが、実践的なスパーリングやウエイトトレーニングに汗を流している。他の道場との交流も盛んで、ともに合同練習で技術向上に努めている。

 今回の「GLADIATOR67」では、塾メンバーでこれまでGLADIATOR武士道・フライ級王者だった横溝和哉選手が、チャンピオンベルトを返上。さらなるランクアップに向け、GLADIATORフライ級タイトル挑戦者決定戦にチャレンジする。各階級のタイトルマッチも注目で、バンタム級の辻川凌平選手、フライ級の南出剛選手、ミドル級の黒田好治選手らの熱い戦いが期待される。

 大会には158戦139勝の関西最強女子高生・井本千尋選手(国士ジム)が参戦するほか、スペシャルワンマッチではミノワマン―アントニオ小猪木戦も行われる。チケットはSRS15000円、RS10000円、S7000円、1階・2階自由5000円で、問い合わせは創道塾(℡090・8659・0945)へ。

 日々の練習を振り返りながら櫻井会長は「格闘技を通して和歌山を盛り上げていきます。道場では厳しい練習に励み、自己向上に努め、礼節を重んじ心身を錬磨することを目指しています」とした。

 大会を控え横溝選手は「この大会を通して、格闘技が広まり、地域を盛り上げていきたい」とし、辻川選手は「強い相手待ってます。この大会で強さを見せるぞ」とファイティングポーズも力強かった。南出選手は「和歌山の代表として、世界に通用する選手を目標に頑張る」、黒田選手も「階級通りの力を発揮して、迫力ある試合をしたい」とそれぞれの目標を秘め健闘を誓った。


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