和歌山市内で車4台がからむ玉突き事故を起こし逃げたとして、 和歌山東署は21日、 自動車運転過失傷害と道交法違反 (救護義務違反) の容疑で静岡県浜松市の会社員、 坂本昌市容疑者 (58) を逮捕した。
同署によると、 坂本容疑者は昨年6月6日午後9時30分ごろ、 普通乗用車で和歌山市里の国道24号を西に向いて進行中、 前方で信号待ちをしていた車に追突。 その前の2台に玉突き追突させ、 衝撃で運転手ら男性4人の首や膝などに6日から2週間程度のけがをさせながら、 救護などをせずに事故現場から逃げた疑い。
現場に落ちていたナンバープレートから坂本容疑者を割り出し、 自宅にいたところを逮捕した。 「覚えていない」 と容疑を否認しているという。 同署が来県の経緯なども調べている。