少年一人をめった打ちに暴行しけがをさせたとして和歌山東署は18日、 男3人を傷害容疑で逮捕した。
同署によると、 逮捕されたのは、 いずれも和歌山市内在住で、 土木作業員の三宅嵩大 (21) =有本=、 無職の中島裕太郎 (21) =中之島=、 とび職の辻大地 (21) =五筋目=の3容疑者。 3人は先月10日未明、 同市友田町の路上で、 同市加納の少年 (16) を呼び出し木刀で暴行後、 工事現場用の鉄柵を投げつけ殴る蹴るなどして顔面や腕に全治23日間の打撲を負わせた疑い。
少年が被害届を出した。 4人は遊び仲間で先輩後輩の関係だった。 「なぜ電話に出ない」 などと少年に言い掛かりを付け暴行したという。 調べに対し辻容疑者は全面的に、 中島容疑者はおおむね容疑を認め、 三宅容疑者は 「木刀などで殴っていない」 などと否認しているという。