男子プロバスケットボールリーグNBLの「和歌山トライアンズ」は、18、19日、神戸ファッションマートで兵庫ストークスと対戦し、2勝。シーズン後半戦に勢いをつけた。
〔18日〕
和歌山77(29―8、13―13、23―19、12―18)58兵庫
2014年、リーグ初戦の大事な一戦に、アウエーゲームにもかかわらず、多くのトライアンズファンが応援に駆け付けた。第1クオーター(Q)だけで川村、パーカーが2桁得点を挙げるなど、一気に20点差をつけ、終始トライアンズペースで試合を進め、大差で圧勝した。4Qには、ベンチ入りメンバーも全員出場。西宮市出身の木下勲が登場すると、会場には大歓声が沸き起こった。得点はならなかったが、攻めの姿勢を見せ続け、会場を大いに盛り上げた。
試合後、木下勲選手は「途中からチャンスがあるかもと思い、緊張した。ファンの声援に応えようと必死にプレーした。次はシュートを決めたい」と話した。
〔19日〕
和歌山91(23―22、21―18、23―20、24―25)85兵庫
前日とはうって変わって、互いに点を取り合う接戦を繰り広げた。トライアンズはインサイドとアウトサイドの両方が機能し、得点を重ねるが、相手もアウトサイドシュートなどで食らいつき、なかなか点差が開かない。僅差の中、パーカー、リック、川村、中務、青野、内海の6選手が2桁得点を挙げ、後半戦のスタートを2連勝で飾った。