関西1部リーグに所属し、Jリーグ加入を目指すサッカーチーム「アルテリーヴォ和歌山」の初の公式応援歌「KIZUNA」が完成し、20日午後2時から紀三井寺陸上競技場で行われる対アイン食品戦のハーフタイムで披露される。同チームサポーターが作詞、県内を拠点に活動する歌手TONPEIさん(55)が作曲を担当した。TONPEIさんは「チームを心から愛しているサポーターの人たちの気持ちを詰め込んだ応援歌ができました」とし、普及に向け意気込んでいる。
TONPEIさんと同チームがそれぞれの夢に向かって突き進んでいることなどから話が盛り上がり進展した。サビには「君に出遭えて良かった 君を愛して良かった 叫び声を枯らし続けて これからも共に歩もう」とサポーターの気持ちがつづられ、発足から応援し続けてきた7年間の過去や未来への思いが込められた。同チームの児玉佳世子ゼネラルマネジャー(49)は「サポーターとの思いが曲になって感激しています。この曲をきっかけにしてチームを応援してくれるファンが増えることも願っています」と話している。
試合前にはアルテキッズの試合も アルテリーヴォ戦の前座として同日午前11時から、少年チーム「アルテリーヴォ湯浅」が浜の宮エフシータッグと試合を行う。入場無料。
開幕戦は勝利でスタート アルテリーヴォの今シーズン開幕戦が13日、アスパ五色メーングラウンド=兵庫県洲本市=で行われ、バンディオンセ加古川を1―0で下し、幸先の良いスタートを切った。アルテリーヴォは前半23分、ゴール前で永瀬からアシストを受けた宮本が左足でゴールを奪い勝利に貢献した。