紀の国わかやま国体の会期前競技、体操は11日、和歌山市手平の和歌山ビッグホエールで2日目が開かれ、少年男子と少年女子の決勝進出を懸けた予選に、男女県代表が出場し、男子は9位、女子は8位で見事に通過した。決勝は男女とも13日に同所で開かれ、男子は午後0時20分から、女子は1時5分からの組で演技が予定されている。
男子はゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の6種目。県代表チームは、いずれも田辺工業高校の佐々木伶緒がゆかと跳馬、筒井宏樹がゆかと跳馬、高田佑貴がゆかと平行棒のそれぞれ2種目で14点台をマーク。和歌山北高の関口汰希は、安定した跳馬で14点台を出し、チームに貢献した。予選の1位通過は千葉県。
女子は跳馬、段違い平行棒、平均台、ゆかの4種目。県代表チームは、和歌山北高の竹谷清花が唯一の14点台を跳馬でマークするなど予選通過に貢献。チームでただ一人の中学生選手、城東中の葛城七星が全種目で安定した演技を見せ、チーム内2位の合計得点で活躍した。